家族で温泉旅行に行ってました。「なんかいい」って感じで毎年同じ旅館です。
我が家の毎年恒例行事である温泉旅行
帰ってきて数日たってますが、
子供たちが春休みのタイミングで、
毎年、一泊二日の温泉旅行に行っています。
今年は3/31~4/1。
毎年同じ古~い感じの旅館に泊まり、
女将さんや番頭さん、仲居さんたちと楽しく話しながら、温泉でゆっくり疲れを癒す。
部屋にも露天の檜風呂があり、そこにも温泉が流れてきています。
なので何度も温泉に入ります。
一泊しかしていないのに、10回ぐらい入ったかな。
全身すべすべつるつる。
毎年同じ旅館に泊まっているのは、
その旅館の料理がおいしいこと、
あたたかみのある接客、
家族そろってゆっくり過ごす時間がほしい、
ガチャガチャしていない落ち着いた雰囲気の中で過ごしたいから、
いろいろな理由があります。
子供たちは、ちょっと物足りないようですが。
言葉にするのは難しいけど、なんかいい
モノの良さには、いろいろな理由があると思います。
僕がその旅館を選んでいるのも、
上記のような理由もありますが、
「なんかいいんですよねぇ」
って感じの、ゆる~い感覚です。
もちろん、その他の旅行でいろんな旅館やホテルにも泊まりますが、
他にはないなにかがあるように思います。
この感覚は、
旅館から意図して与えられているのかどうかはわかりませんが、
自分がそう思っていることは間違いないことです。
自身が仕事をするでも大事なこと
あんまり仕事に結びつけたくはないんですが、
ヒトが感じる「なんかいい」は
成約や紹介、リピートには欠かせないものだと思っています。
もちろんその他にも、価格や納期、顧客さんの都合等、システマチックな理由もあるとは思うんですが、
同内容で競合したときに、最後の決め手は、
「なんかいい」なんじゃないかと。
感じる側(顧客)には「なんかいい」と思ってもらい、
その感覚を与える側は満足を与えることで次につなげる。
これはどの仕事も同じではないでしょうか。
女将さんや番頭さんが子供たちに、
「久しぶりやね、一年ぶりかな?」
「大きくなったね」
みたいな声をかけてくれ、
仲居さんが、
「今年もゆっくりしていってくださいね、お父さんはお酒の飲みすぎに注意してね」
と気さくに話しかけてくれる。
ほんとに覚えてくれているかはわかりませんが、
そんなちょっとしたコミュニケーションで、一泊だけの旅行が心地いいものになる。
僕も、普段から「なんかいい」と思ってもらえるように頑張っているつもりですが、
こうやって自分がその感覚になることで、さらに刺激を受けてお客さんとのいい関係をつくれると思います。
おそらく来年も、
同じ旅館に一泊二日で泊まりに行くでしょう。
変わらないあの感覚を求めて。
女将が美人だからリピートしているわけではございませんですよ。。。